ユーラシア・アフリカ仕様 改造日記

'01 SUZUKI DJEBEL250XC

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DJEBEL 250XC ノーマル

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現在のDJEBEL 250XC(改造中)


 ここではDJEBEL250XCの改造についてまとめましたが、基本的な事柄や重複する部分はDR650SE アフリカ仕様 改造日記に詳しく書いておきましたので、そちらのページと併せて見てください。
 2002年7月  車高下げ

m06.jpg (28834 バイト) 身長150センチのみどりが乗るマシンに第一に求められる性能が足着き性だ。DJEBELにはちょっとした作業で約4センチ車高が下がる仕組みがあったので、納車の時点でローシート仕様にセットアップしてもらった。
 しかしこれだけではまだ足着きが悪かったため、シート作製のスペシャリスト「野口美装」へシートの加工を依頼。シート前方の角を削り、緩衝材の肉厚を薄く加工してもらう。そのついでにシート中身の素材を「ワイラックス」と呼ばれる新素材に変更。ワイラックスとはヤマハ発動機(株)とイイダ産業(株)が共同開発したシート専用の緩衝材で、反発特性が低いため尻になじむ、バイクの振動を内蔵に伝えないなどの特徴を持っている。

 

 2002年7月  フレーム補強

 フレーム補強とリヤキャリア作製はDR650SEと同様、ゆたかさんにお願いした。基本的な補強箇所はDR650SEと同じだが、DJEBEL250XCはサブフレームの左側にアルミが使われていたため、鉄製の頑丈なものに交換。これはもちろんワンオフで製作してもらった。

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 DJEBELのサブフレームは左側にアルミが使われているので、これを鉄製に交換(写真右の青い部分)。更にシートレールの後方を支えるためフレームを追加。
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DR650SEと同様、サブフレームにT字型のフレームを追加。 アルミ製の鍵付きツールボックスを作製してもらった。
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跳石からヘッドライトを守るためヘッドライトガードはT氏からのおまけ。

 

 

 2002年8月  東北一周テスト走行

 さて、マシンが出来上がったら早速テスト走行だ。今回は9連休の盆休みを利用して東北地方を一周してみた。

 

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二台ともまだピッカピカ ジャングルルートの走行練習(猪苗代湖)
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夫婦で世界一周した先輩を訪ねる。
彼らからはアルミボックスの装着方法やマシン作製に関するアドバイスもたくさんいただいた。
田沢スーパー林道にて
こんな土砂崩れや、倒木・落石も次々と乗り越えて進む。難所の度にアルミボックスを外し、狭いところを押したり引いたり。
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耐転倒テストを繰り返すみどり。
「自分ばかりテストしてずるい〜!!」(弘行談)
転倒の衝撃でボックスが外れる。

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ボコボコになったアルミボックスとバックルが飛んで泥だらけになったブーツ。 割れたヘッドライトガード
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鳥海山の林道を走るみどり。
最初はおっかなびっくりだったが、後半は重いバイクにも慣れそこそこ走れるようになった。

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 (写真左から)誕生日のプレゼントにガエルネのブーツをもらったみどり。
    台風後の荒れた林道を走る。
      「転んでバックミラーが割れちゃったよ〜、エーン」
        白馬のキャンプ場にて。「この空はアフリカまでつながっているんだ」(弘行)

 

 

 

 2002年8月  改造はまだまだ続く
 この後もウインドスクリーンの取り付けなど、出発まで細かい改良・調整が続く予定。


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